トラヴィス・スコット『TENET』主題歌では「瞬間のフィーリングをキャプチャー」

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ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)が作曲家/プロデューサーのルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson)と対談。映画『テネット(TENET)』主題歌「The Plan」の制作プロセスについて語った。

ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズが公開した動画で、トラヴィスとゴランソンは制作当時の様子を振り返った。はじまりはクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)監督が映画のプロローグを送ったところから。視聴してテンションの上がったトラヴィスは、翌日ワーナーのスタジオを訪問。世界で初めて『テネット』を通しで見た何人かの1人となった。

「ビジュアル、俳優陣、エモーション、カメラのアングルやサウンド。音楽は馬鹿デカかったし、こんな映画を見たことはなかった」とトラヴィス。「これこそがリリックを書くために必要なものだった」と語る。作曲プロセスではゴランソンのスコアを聴いてトラヴィスがビートを生成。「ビートやボーカル、リリックの全てが映画に由来してる。文字通りインスパイアされた」とのこと。

また、通常のアルバム制作との違いについても語っている。「音楽制作はパーソナルな自分自身と、自身の人生経験に元を発している。この曲では特に瞬間のフィーリングをキャプチャーし、実体化することを考えた。アルバムではライフストーリーをリリックに落とし込んで16曲にまぶすんだけど、今回は俺自身の経験ではなく『テネット』の世界にいる自分だった」と話した。

トラヴィスのトラックを聴いたゴランソン。「初めて聴いた時、すぐに主人公の頭の中にいて、彼の日々の行動や目的、ミッションを追跡しているように感じた。こういう視点で曲を書くのはとてもクールだ」。「完璧に映画の世界を表現していた。2時間半かけて映画を見る時間がなければ、この3分半の曲を聴くことでコンセプトを理解できる」とトラヴィスの仕事を絶賛。ノーラン監督も仕上がりに非常に満足し、トラヴィスのボーカルを全編のスコアに取り入れた。

大成功に終わった「The Plan」だが、将来的なゴランソンとのコラボレーションについて、トラヴィスは「一緒に取り組んでるところだ」と明言。制作中のアルバム『Utopia』に期待が高まっている。『テネット』とゴランソンはゴールデングラブ賞のベストオリジナルスコアにノミネートされており、こちらにも注目だ。

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