Lil Durk新曲ビデオでカニエのあの格好をパクる シカゴ出身メロディアスなフローで注目

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リル・ダーク(Lil Durk)は新曲「Kanye Krazy」でシカゴの先輩にオマージュを捧げている。

ラッパーのリル・ダークは昨年12月にリリースされたアルバム『The Voice』に新たに12曲を加えた『The Voice (Deluxe)』をリリース。新曲「Kanye Krazy」のミュージックビデオも公開された。

MVではカニエの話題を呼んだビデオや過去の言動を再現。『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』収録の「Runaway」でバレーダンサーに囲まれてピアノを弾く場面にはじまり、「I Love It」でリル・パンプ(Lil Pump)と着た張り子の巨大スーツや、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでテイラー・スウィフト(Taylor Swift)の受賞スピーチを妨害した事件、ラジオパーソナリティのスウェイ(Sway)に逆ギレしたエピソードも盛り込まれている。

リリックにはカニエがスウェイに言い放った「スウェイ、お前にわかるわけないだろ(You ain’t got the answers, Sway)」という文句も登場。サビで「カニエみたいにクレイジーになりそうだ」と繰り返し、ラストでは「俺の中のKをここで封印するぜ、カニエはクレイジーだけどこれが俺のリアル」と締めくくっている。MVを監督したのはコール・ベネット(Cole Bennett)のリリカル・レモネード(Lyrical Lemonade)。

チーフ・キーフ(Chief Keef)らとともにシカゴ・ドリルの有望株として2015年にデビューしたリル・ダークは、ギャングスタだった過去を持ち、現在も危険と隣合わせの世界を生きている。2014年にはラッパーのいとこ、翌年にはマネージャーを務める友人が殺害され、『The Voice』リリース直前の昨年11月6日には、幼なじみで自身のレーベル「Only the Family」に所属するラッパーのキング・フォン(King Von)が射殺された。『The Voice』のカバーにはキング・フォンと並んだ写真が使われている。

憂鬱なリリックと対照的にメロディアスなリル・ダークのフロウは注目を集めており、昨年8月にはリル・ダークをフィーチャーしたドレイク(Drake)「Laugh Now Cry Later」が大ヒット。同曲は第63回グラミー賞のベストラップソングとベストメロディックラップパフォーマンスの2部門にノミネートされている。『The Voice』はビルボードのアルバムチャートで2作連続の2位を獲得。R&B・ヒップホップアルバムチャートでもナンバー1に輝いた。リル・ダーク自身もラップソングライターチャートの1位となり、デラックス盤のリリースがさらにこの状況を後押しすると考えられる。

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