アルカ(Arca)新曲でオリバー・コーツとコラボ レディオヘッド「A Moon Shaped Pool」参加の鬼才チェリスト

Arca ニュース

アルカ(Arca)のサプライズリリースされた新曲「Madre」は、オリバー・コーツ(Oliver Coates)をフィーチャーしている。コーツはレディオヘッド(Radiohead)『A Moon Shaped Pool』に参加したチェリスト/コンポーザー。

22日にXL Recordingsからリリースされた『Madre』は「Madre」と「Madreviolo」「Madre Acapella」「Violo」の4曲で構成されている。アルカはレコーディングの様子について次のように語っている。

「『Madre』を作曲したのは数年前で『Madreviolo』のチェロは自分で弾きました。オリバーとの作業の前です」。「『Madreviolo』を録音した後、私はこのために特別に買ったチェロを破壊したのです。なぜなら、それは、私がカストラートの音域でボーカルを録音したバージョンのための1回きりのものでなければならなかったからです。ですが、『Madreviolo』とともにシェアするつもりだった未加工のボーカルの入ったオリジナルバージョンは、私にイメージはできるけれど音にできない何らかのアレンジを必要としていました。アカペラバージョンをオリバーとシェアした時、そこには狂おしい共鳴とケミストリーがありました。それは私が夢見た場所で、彼なしではたどり着けない場所でした」

チェリストでコンポーザーであり、自らプロデュースワークも行うコーツは、クラシックのほかエレクトロニカに精通し、ミカ・レヴィ(Mica Levi)やダニエル・ペンバートン(Daniel Pemberton)が手がけるサントラ作品、レディオヘッドの2016年作『A Moon Shaped Pool』に参加。トム・ヨーク(Thom Yorke)によれば、同作のサウンドにはコーツの貢献が大きいとのこと。

単独名義のアルバム『Shelley’s On Zenn-la』や『Skins n Slime』では、IDM~アンビエントな音響処理や現代音楽的な意匠を耳にすることができる。それらのコアにあるのはエフェクトを施し、加工されたチェロの音色。「Madre」でも進化したアルカのボーカルに独創的なオーケストレーションを加えている。

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