ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)がロザリア(ROSALÍA)とコラボした新曲「Lo Vas a Olvidar」をリリースした。今週末に放送されるHBOの人気ドラマ『ユーフォリア(Euphoria)』スペシャルエピソードのために書き下ろされたもので、ミュージックビデオも同時公開された。
コラボレーションが発表されてから約2年。2019年3月にロザリアがTwitterに投稿したことでコラボが発覚し、昨年4月にはロザリアがApple Musicのゼイン・ロウ(Zane Lowe)に、新曲は完成間近でビリーのボーカル待ちであると語っていた。今週に入ってビリーとロザリアはSNSを更新。ビリーはInstagramに「みんなお待たせ」と「Lo Vas a Olvidar」のリリースを予告していた。
タイトルは「あなたはそれを忘れるでしょう」という意味で、サビではビリーとロザリアが「Lo Vas a Olvidar / Can you let it go?」と歌う。歌詞の大半はスペイン語だが、ビリーによると「これって重要な点だと思うんだけど、(ロザリアが)『英語で書くんじゃないの?』って言うから『ノーノー、スペイン語じゃなきゃ』って言ったの。そっちの方が美しいって」とのこと。
プロデュースはビリーの兄のフィネアス(Finneas O’Connell)で、ミュージックビデオはカニエ・ウェスト(Kanye West)やフランク・オーシャン(Frank Ocean)、FKAツイッグス(FKA twigs)を手がけたナビル(Nabil)が監督している。
Listen to Billie and @Rosalia’s “Lo Vas A Olvidar” on @applemusic. https://t.co/p2yxBIYvRW
— billie eilish (@billieeilish) January 21, 2021
Listen to Billie’s interview with @zanelowe coming soon on Apple Music 1. https://t.co/DWU86DgBkE pic.twitter.com/DcglaPzFkr
ロザリアはフラメンコを現在進行形のポップミュージックに生まれ変わらせた新世代の歌姫。2018年にリリースされた『El Mal Querer』はスペインで1位を獲得し、J.バルヴィン(J. Balvin)、エル・グインチョ(El Guincho)との「Con Altura」はYouTubeで17億回再生を突破した。海外アーティストとのコラボも積極的に行っており、トラヴィス・スコット(Travis Scott)をフィーチャーした「TKN」やザ・ウィークエンド(The Weeknd)「Blinging Lights」のリミックスにも参加している。