ジュース・ワールド(Juice WRLD)生前最後の撮影となった「Bad Boy ft. Young Thug」のミュージックビデオが公開された。
2019年12月8日に亡くなったジュース・ワールドは2千曲にも及ぶ音源を残していると言われており、ピエール・ボーン(Pi’erre Bourne)がプロデュースした「Bad Boy」はそのうちの1曲。MVを監督したのはリリカル・レモネード(Lyrical Lemonade)のコール・ベネット(Cole Bennet)で、映画『バッド・ボーイズ(Bad Boys)』にインスパイアされた内容となっている。
MVはジュース・ワールドの「俺たち人類は同じ地球の上で生きているんだ。だから誰でも他人がやっている以上のことを達成できる。それは事実だ」という独白から始まっており、ジュース・ワールドとヤング・サグがウィル・スミス(Will Smith)とマーティン・ローレンス(Martin Lawrence)に扮してラップしている。
ヤング・サグは「フリースタイルでジュース・ワールドに敵う奴はいない」と称賛しており、「Mannequin Challenge」「On God」「Red Bentley」に続くコラボレーションとなった。ジュース・ワールドの死後リリースされたシングルは、ベニー・ブランコ(Benny Blanco)と組んだ「Real Shit」、ザ・ウィークエンド(the Weeknd)との「Smile」に「Bad Boy」で3曲目となった。