ニッキー・ミナージュが楽曲使用をめぐって45万ドルの支払いに応じる

Nicki Minaj ニュース

ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が楽曲「Sorry」の中でトレーシー・チャップマン(Tracy Chapman)の「Baby Can I Hold You」を無許可で使用していたとして、チャップマンがミナージュを訴えていた事件で、昨年12月、ミナージュがチャップマンに対して45万ドルを支払うことで和解に至っていたことがわかった。

これはカルフォルニア連邦裁判所の事件記録から明らかになったもの。Shelly Thunderが手がけ、ラッパーのNasをフィーチャーしたダンスホール風の『Sorry』は「Baby Can I Hold You」を下敷きにしており、ミナージュが2018年にリリースしたアルバム『Queen』に収録されるはずだったが、チャップマンが使用を許諾しなかったことで収録は見送られた。しかし、ニューヨークHOT 97ラジオのDJ・Funkmaster Flexが自身の番組で「Sorry」をオンエアすることにより楽曲はリーク。これについてはミナージュが意図的にリークした疑いが持たれている。

2018年10月にチャップマンがミナージュを訴えた裁判の略式判決では、Virginia Phillips地裁判事が「ミナージュには音楽的な実験のためにスタジオ内で楽曲を使用する正当な権利があり、これらの一般慣行を根絶やしにすることは、音楽業界の創造性を制限しイノベーションを阻害することになる」と述べた。最終的にリークの有無と権利帰属が争点になったが、ミナージュの申し出にチャップマンが応じることで2021年に予定される審判を前に決着を見る形となった。

チャップマンは和解を受けて「アーティストの権利は法律で保護されており、他のアーティストにも尊重されるべきであるという結論に感謝します」。「今回提起した訴訟は、私と私の作品を守り、ソングライターや個々の著作権者の創造的な事業と表現を保護する最後の手段です」とコメントしている。

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