2021年最大の目玉と言っていいのがケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の新作。ピューリッツァー賞を受賞した『DAMN.』以来となる単独名義のアルバムを世界中のファンが心待ちにしている。
情報がとぼしい中で「ニューマテリアル」を携えてステージに立つと予告したのがデンマークのRoskilde Festival。COVID-19の影響で2020年は開催中止となったが、2021年は6月下旬の開催に向けて準備しており、新たにヘッドライナーとしてケンドリック・ラマーの名前が告げられた。
すでにザ・ストロークス(The Strokes)タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)、ハイム(HAIM)、トム・ヨーク(Thom Yorke)ら豪華出演者が告知されており、公式サイトでは「進行中のニューマテリアルを携えて、彼(ケンドリック・ラマー)はふたたびRoskilde Festivalのメインステージに立つ。このライブは間違いなくこの夏のハイライトになるだろう」と紹介。
ケンドリック・ラマーはi-DマガジンでラッパーのBaby Keemの「なぜアルバムのリリース間隔が長いのか?」という質問に「新しいサウンドをどうしたらモノにできるか考えながら1年中過ごしてる。同じことは繰り返したくない」と答えている。音源流出やミュージックビデオの撮影風景が目撃されるなど水面下で制作は進んでいる模様。TDE(Top Dawg Entertainment)のレーベルメイトであるアブ・ソウル(Ab-Soul)もTwitterでそのことを認めており、リリースに向けた動きが本格化しそうだ。
Yup
— Ab-Soul (@abdashsoul) January 2, 2021